報恩講2025

9月13日(土)から15日(月/祝)の二昼夜にかけて眞光寺報恩講が勤まりました。
今年の報恩講期間中はちょうど三連休にあたりました。


布教使様は福谷 祐正 氏(石川県宝達志水町 泉福寺若院)にお越しいただきました。
ご住職には2022年の報恩講にお越しいただいております。
緩急を織り交ぜながらの明瞭かつ味のある語り口で聴衆を魅了していました。
13日(初逮夜)

13日(土)14時より初逮夜(しょたいや)が勤まりました。
院内僧侶ご門徒と一緒にお勤めの後、福谷氏より法話がございました。
福谷氏は、宗教観が寛容な日本には無数の宗教があるが、それは「(呪)術の宗教」と「覚の宗教」に分けられることを確かめられました。
その中で、氏の祖父がかつて「(先立った妻や息子は)南無阿弥陀仏の六字の船に乗せてもらって仏様になっとるんや」とお話されていたことを出し、「術の宗教は亡くなった人による罰(バチ)や祟りをうたうが、それは私の妄念妄執が生み出すものである」とご教示されました。
14日(大逮夜/御伝鈔/追弔会)

14日(日)14時より大逮夜(おおたいや)が勤まりました。
休日のご多端の中にも関わらず、多くのご法中にご参勤賜りました。
勤行の後、布教使様よりご法話がございました。

夕食を挟んで、17時より『御伝鈔』(ごでんしょう)が拝読されました。
今年は下巻(越後への流罪からご入滅と教団成立まで)を順誓寺様に拝読していただきました。


18時より物故者追弔会が勤まりました。
昨年の9月より一年間に亡くなられた方の法名を拝読し、経中にご遺族の呼出焼香がありました。
勤行後には布教使様よりご法話が一席ございました。
15日(晨朝/御満座)

15日(月/祝)の9時30分より、御満座(ごまんざ)のお待ち受け法話が一席ございました。
10時30分より御満座が勤まり、当寺住職、若院、親戚法中が勤行の発声を務めました。

勤行後、当寺門徒を代表して、今年から入口責任役員よりご法中への御礼言上がございました。

今年の報恩講期間中は、例年以上に多くのご門徒にお手伝いいただきました。
また、今年も多くのご門徒より報恩講の御志納を賜りましたことをこの場を借りて御礼申し上げます。
次回の法座は10月5日(日)13時より定例法座が勤まります。
布教使様は寺林 彰則 氏(豊浦町 敎心寺)にお越しいただきます。
皆さまのご参詣をお待ちしております。