永代経法要2025


12月5日(金)6日(土)の両日13時より2025年度の永代経法要が勤まりました。
『仏説無量寿経』(初日)/『仏説観無量寿経』(二日目)を拝読の後、ご門徒と共に同朋奉讃式にて勤めました。



布教使様は林 了真 氏(富山県下新川郡入善町 圓林寺)にお越しいただきました。
両日ともに板書の代わりにプロジェクターを使用しながらお話しくださいました。
講中、祖母のご遺体を子供と迎えた話を紹介し、小説家の五木寛之さんの「死を遠ざけることで人は元気になるのではない。死をつねに感じていることこそ生きていく力になるのです」という言葉を引き合いに出されました。
氏は、苦しみを無くすということは、曇鸞大師の言うところの「水でない氷」「煙のない火」を求めるようなものであると述べられ、「苦しみがあるから救われたいと思うのであり、苦しみがあるから私たち門徒は浄土を願うことができるのです」とご教示くださいました。
さて、次回は12月31日(火)の23時45分より5階鐘楼堂にて除夜会(除夜の鐘)が勤まります。
除夜会の終了は24時30分頃を予定しておりますが、参詣者の数によっては延長もしくは早期終了の可能性もございます。
梵鐘を打つ回数は決まっているため、規定回数に到達後は終了しますので、お早めにお越し下さるようお願い致します。


