7月定例法座

7月の定例法座が7月5日(月)13時より勤まりました。
布教師様は府録 雄司 師(利尻富士町 本浄寺)にお越しいただきました。
『正信偈』の「不断煩悩得涅槃」のお言葉を講題としてお話し下さいました。

講中、ご自身の山登りの話を引き合いに「山登りも先人が作ってくれた道を登るように、門徒も念仏一つの道を歩むが、煩悩によって疑いが生じてしまう」とお話されました。

凡夫というは、無明煩悩われらがみにみちみちて、欲もおおく、いかり、はらだち、そねみ、ねたむこころおおく、ひまなくして臨終の一念にいたるまでとどまらず、きえず、たえず…

という『一念多念文意』の宗祖のお言葉を紹介し、「門徒は『ただびと』になっていく。念仏申して特別な存在になっていくのではない」とご教示下さいました。

8月の定例法座はお盆参り中ですので休座させていただきます。
次回の法座は8月16日(月)13時より盂蘭盆会が勤まります。
布教師は院内で勤める予定です。
皆さんのご参詣をお待ちしております。