6月定例法座

6月の定例法座が6月5日(月)13時より勤まりました。
布教師様は4月にお越しいただいた伊藤 孝順 氏(旭川市 昭法寺)にお越しいただく珍しいご縁となりました。
「此を去りたまうこと遠からず」との講題のもとお話下さいました。

講中、正信偈の「憶念弥陀仏本願 自然即時入必定」の「憶念とは、自らの力で憶念するのではなく、仏の力で憶念されるもの」ということを確認しました。

そして、氏の祖母が生前に「人の悪口を言う事は天に唾を吐くようなものだ、という布教師さんの言葉を他人に引き当てて聞いていたが、その生き方を他ならぬ自分がしていことに気付いた時に、自分の顔が鏡に映った鬼の形相に見えた」という体験談を引き合いに、『仏説観無量寿経』の

仏力をもってのゆえに、当にかの清浄の国土を見ること、明鏡を執りて自ら面像を見るがごとく、かの国土の極妙の楽事を見ること得べし

の文言を確認し、仏によって「自分をはっきりと知らしめらる」生き方が憶念に繋がっていくことを確認しました。

次回の法座は7月5日(水)13時より定例法座がございます。
布教師様は海老原 博 氏(乙部町 正受寺)にお越しいただきます。
ご参詣をお待ちしております。

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