6月定例法座

6月の定例法座が6月5日(日)13時より勤まりました。
布教師様は菊地 徳典 師(湧別町 聖明寺)にお越しいただき、「仏に遇う」という講題のもとお話下さいました。

お話の中で、平野修先生(元九州大谷短期大学教授)のお言葉を交えながら、「懈怠(けだい)」について語られました。
懈怠とは「なまけ おこたる」という意味ですが、師は『唯信鈔文意』の
「懈怠のこころのみにして、うちは、むなしく、いつわり、かざり、へつらうこころのみ、つねにして、まことなるこころなきみなりとしるべしとなり(真宗聖典P557-558)」
というお言葉に触れながら「本当は分かっていないのに分かっていることにする」私たちの姿を表す言葉であることを確かめられました。
そして、一度その間に合わせの答えを持ったら顧みることをしなくなる迷いの姿を破るはたらきが如来であるとご教示下さいました。

次回の法座は7月5日(火)13時より定例法座がございます。
布教師様は寺澤 三郎 師(士別市)にお越しいただきます。

また、定例法座に先立ち、7月1日(金)に寄席「東西二人会」が開催されます。
出演は柳家さん喬さん、露の新治さんです。
詳細はこちらをご確認下さい。