6月定例法座
6月の教区定例法座が6月5日の13時より、4ヶ月ぶりの法座として勤まりました。
新型コロナの影響を考慮して常時窓を開放し、マスク着用のもと席の間隔を開けて、同朋奉讃式のお勤めの後に30分2席のご法話の短縮形式で勤まりました。
布教師様は、札幌市より宮本尊文 師(顕浄寺住職)にお越しいただき「理想と現実の中で」というテーマのもとお話し下さいました。
新型コロナウイルスが私たちに問うものについて「五濁」という言葉を使ってお話し下さいました。
コロナのある今を非日常とし、コロナのないかつての日常に戻りたいと願うばかりの私たちです。
そのことを師は、日常と非日常のどちらも「日常」であり、都合の悪い事(非日常)しか問題とせず、都合の良い事(日常)を問題としない私たちの在り方を問題としていくものが仏教であるとご教示下さいました。
7月の定例法座は7月5日(木)の13時より勤まります。
布教師様は海老原博 師(乙部町 正受寺)にお越しいただきます。
ご参詣をお待ちしております。