5月定例法座

5月の定例法座が5月5日(金)13時より勤まりました。
布教師様は仲谷 俊昭 氏(岐阜県郡上市 往明寺)にお越しいただきました。
講中『正信偈』の龍樹菩薩を念頭にお話し下さいました。

仲谷氏は『正信偈』の「五濁悪時群生海」を中心にお話下さいました。
氏のお寺が日本三大清流の一つ長良川の源流の近くにあることから、その具体例を挙げながら「『濁』の対義語は『清』である。清ははっきり、くっきり、すっきり見える・分かるということ。つまり濁はそれらが見えない・分からないということ。一生懸命に生きてきたのに何でこんな目に遭うか分からない、そういう人生になっている」と述べられました。
そして、「五濁の世に生まれ死んでいくほかない私たちだからこそ、私たちの世で救われる方法がなければならない。それを龍樹菩薩は、弥陀の本願を『憶念』することと示された」とお話し下さいました。

定例法座後には月遅れの花まつりを行いました。
参拝者の方々は、各々で釈尊の像に甘茶をかけて、別に用意していた甘茶を飲まれていました。

次回は6月5日(火)13時より定例法座が勤まります。
布教師様は4月に続き、伊藤 孝順 師(旭川市 昭法寺)にお越し頂きます。
ご参詣をお待ちしております。

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