4月定例法座
4月の定例法座が4月5日(水)13時より勤まりました。
布教師様は伊藤 孝順 氏(旭川市 昭法寺)にお越しいただきました。
「努力妄執の我に恩徳の道をおしえしむる」との講題のもとお話下さいました。
聖者ではない凡夫の身である私たちに成仏道がなぜ成就し得るのか、という点からお話いただきました。
「陸路の歩行は苦しいが、水の上の船に乗るように弥陀弘誓の船に乗ればどのような者でも渡ることができる」と、『正信偈』の言葉を使いながらお話し下さいました。
そして、その船たる本願(弥陀弘誓)について、「本願とは何処かにあるものではない。何か遠くの目標でもない。今、ここに私にはたらいているものである」と、曽我量深氏の逸話を紹介しながらご教示下さいました。
次回の法座は5月5日(金/祝)の13時より定例法座が勤まります。
布教師様は、仲谷 俊昭 氏(岐阜県)にお越しいただく予定です。
皆様のご参詣をお待ちしております。
なお、現在掲載中の法語「耳が二つに 口一つ 多くを聞いて 少しを言うため」の出典は、親鸞WEB内の本部員コラム「私にとっての聞法一遇」(Vol.14 足利智文 氏)にて掲載中です。