4月定例法座

4月の定例法座が4月5日に開かれました。
当初予定しておりました布教師様のご都合により、急遽、北海道教区駐在教導であられます橋本真師にお越しいただきまして、三帰依文の文末にある「如来の真実義」の文言を中心にご法話を頂戴致しました。

橋本師は、仏語の向き合い方として「素読百遍 意自ら通ず」というお言葉を挙げ、仏語の意味を学べば分かるということではなく、自らの体験や経験が”言葉に掴まれるもの”であるとお示しになり、「子は授かりもの(預かりもの)」と言いながらも取捨選択しようとする我が身の体験を例に挙げながら、日々の生活の中の出来事にあるはずの諸仏如来の促しを見逃していないかと問いかけられました。
また、「仏教とはこういうものだ」という曖昧な宗教感覚が、自分に都合の良いものを求めていくものに対して、「真の言は仮に対し偽に対す」という宗祖のお言葉を挙げ、真なるものを見逃さないものが仏法を聴聞し続けることであると述べられました。

次回は4月21日(土)に石狩南地域門徒研修会「お内仏のお給仕」が開催されます。
プロジェクターを用いたお内仏(お仏壇)の荘厳(お飾り)についての説明ののち、それを受けてのご講義がございます。
詳細は別記致しますのでそちらでご確認下さい。
配布資料の準備がございますので、参加希望の方はお手次のお寺(所属寺)までご連絡下さるようお願い申し上げます。

また、5月の定例法座は松澤正樹師(名寄市 智恵光寺)にお越し頂く予定です。