3月定例法座

3月の定例法座が3月5日に開かれました。
当月は教区定例はお休みとなりますので、当時住職の阿部正信より四苦(生老病死)についての法話がございました。

(以下、所感)
思うに、この世に生を受けたからには、人であれ動物であれ植物であれ、必ず、老い、病になり、そして死んでいきます(「生老病死/四苦」)
他方で「老いたらどうしよう」「あんな病にはなりたくない」「死ぬのは怖い」と先の事に恐れ慄き、迷い惑うのは私たち人間だけでしょう。
人間は理知理性を持つが故に万物の霊長でありますが、同時に理知理性を持つが故に迷うのです。
その生死流転の私たちの有り様を知らしめてくださるのがお念仏(南無阿弥陀仏)であります。
人間が優れているから仏法に出遇うのではなく、他の動物に先んじて仏法に出遇わずにはおれないのが人間の相なのです。

次回は3月19日から21日のお中日までの三日間にわたり春彼岸会がございます。
布教師様は清風寺(札幌市)ご住職の皆田法士師にお越しいただきます。
各日13時より勤行ののちご法話がございます。
三日間ございますので、一座からでもご参詣をお待ちしております。

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