2022年度石狩南地域門徒研修会
1月22日(日)13時半より第四組石狩南地域部門の門徒研修会が行われました。
北海道教区第四組の石狩地域12ヶ寺(千歳、恵庭、北広島、江別、新篠津)が石狩南地域として活動しています。
今年は京都本願寺にて宗祖親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要が勤まることに合わせて、その慶讃法要テーマである「南無阿弥陀仏 人と生まれたことの意味をたずねていこう」について学ぶ機会として、同地域にて門徒を対象にした慶讃法要テーマ学習会を開催しました。
会場は江別市の選教寺とし、当寺は研修会のサテライト会場として、当寺ご門徒と龍音寺のご門徒と一緒に画面を通して参加しました。
講師には秦 智秀 師(小樽市 正覚寺)をお迎えしました。
講中、テーマにある「人と生まれたことの意味」について触れ、「私が生まれたことの意味」と「私が人として生まれたことの意味」は異なることを確かめられました。
前者は自分の経験した人生から答えを出す後付けの意味であることであり、詰まるところ他者より優れているところを意味としか見出せないことを確認しました。
後者については、とある方の「世間の役に立つ人になってほしい」という訓辞を紹介し、役に立つ・立たないという分別でしか人を見出すことしかできない自分が知らされ、問われることが「人として」生まれたことの意味をたずねることに繋がっていくことをお話下さいました。
昨今は僧侶や寺属だけではなく、ご門徒を対象とした研修会もオンライン併用で行われるようになりました。
4月には眞光寺として京都本願寺で勤まる慶讃法要に団体参拝しますが、慶讃法要の模様はオンラインのライブ配信でも視聴できる予定です。
次回の法座は2月5日(日)13時より定例法座がございます。
布教師様は渡邉 浩伸 師(札幌市南区 綱遵寺)にお越しいただきます。
皆様のご参詣をお待ちしております。