10月定例法座

10月の定例法座が10月5日(金)に開かれました。
布教師様は、京都教区より長田浩昭 師(兵庫県篠山市 法傳寺)にお越し頂き、「震災と親鸞聖人の生涯」という講題のもと、ご法話を頂戴致しました。

自前のプロジェクターを使用しながら、宗祖が本願念仏に出遇われていった時代背景のお話しをして下さいました。
「宗祖の生きておられた時代は地震の活動期であり大飢饉があった。京都の大飢饉(養和の大飢饉)の際には西日本は大飢饉であったが、東日本は豊作であったため物資を送るものの、武士が略奪し、武士が潤い民衆が苦しむ有様であった。養和の飢饉は自然災害によって始まったが、源平の戦争や物資輸送の妨害などによる「人災」であった。天災の上に人災が重なる厳しい時代に宗祖は生きておられた」とお話し下さいました。
そして、この構図は現在においては東日本大震災と原発事故と重ならないか、と私たちに問いかけられました。

次回の定例法座は11月5日(月)に開かれます。
布教師様は宮本尊文師(札幌市清田区 顕浄寺)にお越しいただきます。
皆様のご参詣をお待ちしています。

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