秋彼岸会2019
2019年度の秋彼岸会が9月23日に勤まりました。
台風の影響もある中にも関わらず、多くのご門徒が足を運んで下さいました。
布教師は当寺若院が務めました。
「真宗の生活」という講題のもと、報恩講で振舞われる精進料理の話を絡めながら念仏者の生活についてお話しました。
講中に、真城義麿先生の「三種類の人」についてのお言葉を紹介し、「人間がいなくなって”人”ばかりになってしまった(間がない=個人主義)」「人間がいなくなって”天人”ばかりになってしまった(思い通りにならない老・病・死に迷惑する)」「人間を”人材”としてしか見ていかない(他者や自己を役に立つ・立たないの価値観でしか見ない)」私たちの有様を教えて下さる念仏を中心に”人間を獲得していく”ために戦い続ける生活が真宗の生活ではないか、と述べました。
次回は10月定例法座が10月5日(土)の13時より勤まります。
布教師様は石川県小松市より河合清閑 氏(金沢教区 浄願寺)にお越しいただく予定です。
皆様のご参詣をお待ちしております。