石狩南地域門徒研修会「お内仏のお給仕」
4月21日(土)13時半より、石狩南地域が主催する門徒研修会「お内仏のお給仕」が開催されました。
真宗大谷派の北海道教区第四組の地域事業として千歳、恵庭、北広島、江別、新篠津の真宗寺院12ヶ寺が石狩南地域として合同で「お内仏のお給仕」について学習する会でありますが、今年度は当寺が会処寺院となりました。
当寺ご門徒を含めた同地域のご門徒が多数参加しました。
まず、本堂にて開会式が行われ、開式の辞、勤行、当寺住職の挨拶、日程説明がありました。
会場を会館に移し、宮本正顕氏(龍音寺若院)よりお内仏の荘厳についてのご講義をいただきました。
スクリーンに投影したプロジェクターの画像と、パンフレット『お内仏の荘厳と作法』をテキストとして、お内仏の仏具、仏壇の種類とそれにふさわしい荘厳の仕方、お給仕の際の注意事項などを説明いただきました。
休憩を挟んで、北秀徳氏(順誓寺住職)より御本尊(阿弥陀如来像)についてのご講義がございました。
真宗の御本尊が立たれているお姿は『仏説観無量寿経』の韋提希夫人を救わんとする住立空中のお姿であります。
「選ばず・嫌わず・見捨てず」とはたらきかけてくださる御本尊の前に座る私たちは、「選んで・嫌って・見捨てる」という選り好みをする生き方をしていないか、と問われました。
また、声明作法を深く学ばれてこられた北ご講師は、お内仏のお給仕だけでなくその後に勤まる勤行(おつとめ)の大切さを説かれ、日々読まれる正信偈、和讃、御文の読み方をご指南下さいました。
本研修会「お内仏のお給仕」は「真宗基礎講座Ⅰ」「真宗基礎講座Ⅱ」と合わせ、推進員養成講座の必須講座となっております。
真宗門徒としての学びの機会として、合わせてご受講いただけますと幸いです。
次回は5月5日(土)に定例法座が開かれます。
布教師様は松澤正樹師(名寄市 智恵光寺)にお越し頂く予定です。
皆さまのご参詣をお待ちしております。