永代経法要2024

12月5日(木)と6日(金)の両日13時より2024年度の永代経法要が勤まりました。
『仏説無量寿経』(初日)/『仏説阿弥陀経』(二日目)を拝読の後、ご門徒とと共に同朋奉讃式にて勤行をしました。

布教使様は古卿 誠幸 氏(安平町 光専寺)にお越し頂きました。
両日を通して、永代経法要が「報恩の仏事」であることをお話し下さいました。

初日は、真宗の寺院において、永代祠堂経は亡き人のために遺族が行う追善の仏事ではないことを丁寧にお伝え下さいました。
そして、私の代まで代々伝わってきた念仏の教えを次の代に伝えるために勤まること、追善の思いを転換していく仏事であることを確かめられました。

二日目は、亡き人を諸仏として仰ぐということについてお話し下さいました。
亡き人を通して私たちが地獄・餓鬼・畜生の生き方をしていると教えられることを確かめられました。
そして本当でないものを頼りにする「凡夫」の生き方する私たちが、諸仏の勧める念仏を通して「生活の中に念仏があるのではなく、念仏の中に生活する」ことの大切さをお話し下さいました。

古卿氏の法話の一部につきましては、来年2月に発行予定の寺報内「聞法の道場」にて一部掲載させて頂く予定です。

次回は12月31日(火)23時45分より「除夜会」が5階鐘楼堂にて、続いて24時(深夜0時)より本堂にて「修正会」が勤まります。
詳細はこちらにてご確認下さい。