永代経法要2023

12月4日(月)と5日(火)の各13時より、2023年度の永代経法要が勤まりました。
両日ともに暖冬を感じさせる過ごしやすい気候でした。

初日は『仏説無量寿経』、二日目は『仏説阿弥陀経』を読経ののち、同朋奉讃式にてご門徒と共に勤行しました。

布教使様は寺澤 三郎 氏(士別市 敎證寺)にお越しいただきました。
初日は「亡き人から別れを知らされる 亡き人から出あいが問われてくる」というテーマのもと、三種の親(生みの親、百面相の親、死して出あう親)という正親含英先生のお言葉を交えながら、夭折されたご門徒から気付かされた事をお話し下さいました。

二日目は「願いは形となる 形から願いを聞くことができる」というテーマのもとお話し下さいました。
氏は「どんな生活をしたいかと考える人は多いが、どんな人になりたいかと考える人は少ない」と、日暮らしに追われて地獄道(自分中心の生き方)をしている事に気付くことのない(無明)私たちに対して、「汝自身を知れ」と、どんな姿で生きているかを知らしめるのが仏であり、目を覚ましていく道が仏道である、とご教示下さいました。

なお、寺澤氏の法話の一部につきましては、来年2月に発行予定の寺報内「聞法の道場」にて一部掲載させていただく予定です。

次回は12月31日(日)23時45分より「除夜会」が5階鐘楼堂にて、続いて24時(深夜0時)より本堂にて「修正会」が勤まります。
詳細はこちらにてご確認下さい。
深夜ですので足元にお気をつけてお越し下さい。