永代経法要2018

12月10日(月)・11日(火)の二日間に亘り、2018年度の永代経法要が勤まりました。
布教師様は厚真町より金光朋光師(正楽寺住職)にお越しいただきました。

去る9月の胆振東部地震で、ご自坊の本堂が大きく被災された様子をお話し下さいました。
現在はご門徒の後押しによってお寺の再建に向かっておられるようです。

私たちは日頃「死」に蓋をし遠ざけることで、いざ死を眼前にすると「まさか」と驚いてしまいます。
『仏説無量寿経』に「然るに世人、薄俗にして共に不急の事を諍(あらそ)う」と説かれるように、死後の備えに勤しむあまり、私たちは本当に心配しなければならないことを忘れて右往左往の日暮らしを送っていないでしょうか。
「永代教」とは「永代読経」の略称であり、決して故人の永代供養ではなく、私が納得して生きていく道を示された教えに遇っていくために開かれた法要である、とお話し下さいました。

2018年の眞光寺の法要はこの法要をもちまして全て厳修しました。
皆様のご協力によりまして無事に勤められました事、この場にて御礼申し上げます。
2019年も多くの方が本願念仏の教えと共に歩んでくださいます事を重ねてお念じ申し上げます。

次回は2019年1月1日の0時より一年の最初のお勤めであります修正会が1階本堂にて勤まります。
それに先立ちまして、2018年12月31日の23時45分より除夜会(除夜の鐘)が5階の鐘楼堂で行われます。
鐘楼堂へはエレベーターか階段で4階まで登ってから、階段を使ってお上り下さい。
なお、除夜会は0時半頃までを予定しています。
修正会終了後には甘酒・お善哉などをご用意致しておりますので、合わせてご参詣下さい。
除夜会・修正会ともに参加は自由ですので、この機会に是非ともお越し下さい。