春彼岸会2023

2023年3月19日(日)、20日(月)、21日(祝)の3日間にわたり春彼岸会が勤まりました。
3日間の日程であったため、勤行で久々に『仏説無量寿経』『仏説観無量寿経』『仏説阿弥陀経』の浄土三部経が上がりました。

布教師様は相河 朋昭 師(芦別市 光明寺)にお越し頂きました。
3日間にわたる彼岸会の法話の中で「衆生の志願」についてのお話がありました。
「自分のことが分からない(無明)私たちは、その暗い自分を明らかにするために自分の周りに明るいものを置こうとする。それは例えば家であったり、仕事であり、家族であり、友人などである。しかし、それらは死んだら持っていくことができず(独生独死)、それをお返しして果の生じないものに終わっていかなければならない(無果)。私たちは不確かなものであるが故に虚しさを感じ、確かなものに出遇いたいという願いが生じてくる。これが『衆生の志願』である」と述べ、「我が名を称えよ」という仏の願いを聞いていく素地となることをお話下さいました。

今年度はコロナ禍が終息しつつあることから、例年通りの短縮無しの日程で勤まりました。
また、例年よりも雪解けも早く、暖かな日が続きました。
期間中は入れ替わり足を運んで下さった方や、全座いらした方など様々に多くのご門徒がご参詣下さりました。

次回は4月5日(水)13時より定例法座が勤まります。
布教師様は伊藤 孝順 師(旭川市 昭法寺)にお越し頂きます。
ご参詣をお待ちしております。

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