彼岸会2018

9月23日(日/祝)の13時より秋彼岸会が開かれました。
勤行後、当寺若院が法座を勤めました。

震災後に聞かれた「(震災から)仏さんに守られた」という言葉に潜む危うさについて触れました。
守られたということは、守られなかった人もいることになる。私たちは遇(たまたま)、今、縁によって生き、縁によって死んでいく身である。しかしながら、災害や病気、事故などに遭った場合、私たちは”何か(天神地祇)”のせいにせずにはおれない。そのような仏道に離れた在り方を邪見という。
そして、真宗の教えでは、厄災から守り健康な人生を頂くことが利益ではなく、健康な人生観を頂くこと、つまり煩悩に苦しみ悩むことが、法を聞くご縁となって、どこまでもわが身の程を知らしめるのが南無阿弥陀仏である、と述べました。

次回は10月5日(金)の定例法座がございます。
布教師様は、京都教区より長田浩昭師にお越しいただく予定です。
皆さまのご参詣をお待ちしております。

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