報恩講2022

2022年度の報恩講が9月13日より二昼夜にわたり勤まりました。
今年も新型コロナウイルス感染症を考慮して例年の日程より変更しております。

9月13日(火)14時より初逮夜が勤まりました。
初逮夜の勤行は赤本に載っている式次第でお勤めしています。

14日(水)11時より御日中が勤まりました。
ご法中は参勤せずに当寺の僧侶と参詣者でお勤めしました。

報恩講では、仏華が松となり、供物も須弥盛りという大きな盛り方となるなど、荘厳(お飾り)が他の法要と大きく異なります。
御仏供(おぶく)もこのように手よりも大きなものとなります。

同日の14時より大逮夜が勤まりました。
大逮夜より近隣・遠方より多くのご法中にお越しいただき、重厚な勤行となりました。

報恩講の布教師様は、石川県より福谷 祐敬 師(石川県羽咋郡宝達志水町 泉福寺)にお越しいただいきました。
福谷師とは2016年の報恩講以来のご縁となります。

師はお話の中で金沢の大谷派僧侶であった高光大船氏の「仏法は鉄砲の反対である」というお言葉を紹介されました。
『「仏法は死者のため」と亡くなった人に向けてみたり、「まだ若いからお寺に行くのはまだ早い」とお年寄りの仕事にしてみたり、と外に向けてばかり。鉄砲は相手に向けられるが、仏法は私に向けられている』とお話下さいました。
そして「食事とトイレと仏法聴聞 代理がきかない」という法語を紹介し、その私に向けられている仏法を聞くことは、誰かが代わることもできなければ、また誰かの代わりにもならないことをお伝え下さいました。

同日18時より眞光寺物故者追弔会が勤まりました。
昨年の9月から今年の9月頃までに当寺にて葬送のご縁のあったご遺族にご案内しております。
全ての法名を読み上げたのち、読経中にご遺族ごとに尊前にて焼香していただき、布教師様よりご法話がございました。

15日10時半より御満座が勤まりました。
法要後には布教師様並びに御法中各位に全門徒を代表して責任役員の今井章夫より御礼言上がございました。
また念仏の一年が始まります。

次回の法座は9月23日(金/祝)13時より秋彼岸会が勤まります。
布教師は院内で務めます。

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