報恩講2021
2021年度の眞光寺報恩講が二昼夜勤まりました。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、日程を従来のものから大きく変更しました。
9月13日(月)の14時より初逮夜が勤まりました。
参詣は入れずに院内(僧侶・寺属)のみでお勤めしました。
同日18時より2020年度の物故者追弔会が勤まりました。
昨年、中止した追弔会を今年に行ったものです。
近隣のご法中(僧侶)にお越しいただいて勤まりました。
布教師様は内藤則雄師(平取町 浄覚寺)にお越しいただきました。
報恩講中、浄土の荘厳についてお話がありました。
「仏具は浄土をかたどったものです。私たちの知っている亀は黒く、鶴は白い。しかし、浄土の鶴亀(燭台)は金色に輝いています。地を這う亀も、空を自由に飛ぶ鶴も皆、金色です」
と、四十八願のうちの第三願「悉皆金色の願(たとい我、仏を得んに、国の中の人天、ことごとく真金色ならずんば、正覚を取らじ)」に基づいて平等を表すものであることを確認し、お寺の内陣やお宅のお内仏が「方便化身の浄土である」とご教示下さいました。
14日(火)の14時より大逮夜兼日中が勤まりました。
昨夜に引き続き、近隣のご法中にご参勤いただきまして、当寺ご門徒と共に勤まりました。
同日18時より2021年度の物故者追弔会が勤まりました。
こちらは昨年の報恩講より今年の報恩講までに当寺とご縁のありましたご遺族を対象として勤まりました。
同日の追弔会と翌日の御満座は、親戚や遠方のご法中にご参勤いただきました。
報恩講期間中は、密集を避けるために間隔を空けて椅子を配置しましたが、満堂になった場合に備えてzoom配信を利用したサブスクリーンを仏間に設置しました。
日程を通して多くのご参詣をいただきましたので、こちらで聴聞する方も多くおられました。
15日(水)の10時半より御満座が勤まりました。
御満座の後、布教師様並びにご法中に対し、当寺門徒一同を代表して責任役員より一言お礼を述べました。
その後、布教師様より一席お話をいただきまして、2021年度の報恩講は全日程を終えることができました。
さて、次回の法座は9月23日(木/祝)の13時より秋彼岸会が勤まります。
当時住職がお座を勤めます。