おみがき/9月定例法座

9月5日(木)10時より、おみがきを行いました。
来週13日より勤まる報恩講に向けて、日々使用する仏具だけでなく、報恩講でしか使わない仏具も綺麗にしました。
参加者の中からは「本当に綺麗になっている??」との声もありましたが、黒く燻(くす)んでいた仏具は一年振りに輝きを取り戻していました。
仏具が燻む主な原因として手の皮脂が挙げられますが、普段から触れることの多いお仏飯を載せる仏器はその変化が顕著でした。
ご参加下さいました方々におかれましては、この場を借りてお礼申し上げます。

昼食と休憩を挟んで、13時より仏間にて定例法座が勤まりました。
布教使様は、金石 潤導 氏(黒松内町 開正寺)にお越しいただきました。

氏は、思い及ばないこと(不思議/不可思議)を「衆生多少不可思議」「業力不可思議」「龍力不可思議」「禅定力不可思議」「仏法力不可思議」と、五種の不可思議としてお話し下さいました。
お座の中では、氷山の譬えを挙げて、海面に見える氷山はほんの一角で、その大部分は海中で見えないように、私たちの日暮らしも理屈で計らいながら生きているが、これは氷山の一角のようなもので、大部分は「計らずも」という不思議によって生かされていることを確認されました。

次回の法座は報恩講です。
詳細はちらでご確認下さい。
皆様のご参詣をお待ちしております。

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